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B型肝炎ワクチンについて

B型肝炎ウイルスに侵され困った顔の肝臓の画像

B型肝炎とは


B型肝炎ウイルスによる感染症です。
原因としては、感染者の血液や体液などから感染する事が多いですが、まれに唾液、涙、目脂、尿、母乳からの場合もあります。
B型肝炎ウイルスに感染した場合、10%前後が持続感染状態(キャリア化)になります。持続感染者の約10%が肝炎を発症し、徐々に慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌に進行します。
日本では小児のキャリア率は0.02%以下と推定されているので、子供達の間での感染の機会はさほど多くないでしょう。
しかし、家族内でキャリアの方がいる、海外渡航などの場合はB型肝炎ワクチン接種が推奨されます。

B型肝炎の接種スケジュール


1回目の接種は生後2ヵ月、2回目は生後3ヵ月、3回目は生後7~8ヵ月(1回目から139日以上経過してから)に接種します。